Ueta Labo
Ueta Labo

竣工年度

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令和3年度

所在地

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須崎市

建物用途 

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事務所

構造

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W造

階数

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2階

延床面積

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248㎡(74.9坪)
本建物は、国内で製造できるCLTの最大長さ12mを最大限に活用して、張間方向を合掌組で構成した3ヒンジ構造、桁行方向はCLTパネル工法の事務所建築です。事務所スペースは吹き抜けとなっており、伸びやかな空間を演出しています。CLTにはヒノキが使われており、室内側はCLTの表面が表しで使われています。CLTは1階から2階まで通し壁となっているため、通常は保有水平耐力計算による構造計算を行うことになりますが、安定した建築物であると推察できるので、ベースシア係数をC0=1.0として構造計算を実施し、二次設計を省略が可能となっています。特徴的な二等辺三角形の外観は、高いアイキャッチ効果を発揮しており、夜間、照明により映し出される光景は、近くを走る高速道路からも目をひく建物になっています。